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「わっ、、、びっくりした」
「チビだけど、気付いてやって(笑)」
どうやら、私のことは見えていなかったようだ。
あーちゃんと受付さんは、私の頭上で会話をかわす。
「……ごめんね………おはようございます」
それでも返事を返してくれる辺りは、優しい人のようだ。
「昨日より混んでんな」
あーちゃんの言う通り、昨日より隣のあーちゃんに体が触れる。
あれっ………でも、右隣にいる受付さんには体が触れていない。
ちらりと目を向けると、わずかな空間が出来ている。
電車の揺れと共に、受付さんの腕が当たった。
そして、直ぐ様 空間が生まれる。
「…ごめん」
あれっ!?もしかして……かなり上の方にある受付さんの顔を見ると目が合った。
私に触れないようにしてる??
「あっ、アキ先輩……わざとじゃないっすよ」
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