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昼休み、ハルの教室に向かおうとしていた俺の目に写ったのは……蒼汰にジュースを渡しているハルだった。
「ハル!?」
「あっ、あーちゃん」
「アキ先輩」
2人同時に俺を向く。
「なんで2人???」
素朴な疑問をぶつける。
コウは、しっかりと牽制しておいたが……コウの牽制に夢中で、蒼汰は放置していたのがまずかったか??
頭の中で考える。
「迷子になっちゃって……案内してもらったの」
ハルが照れ臭そうに言った。
あれっ!?でも、なんで迷子??
「……1人で何処行ってた??」
そう言った途端、ハルと蒼汰は目を合わす。
……何、目で会話をしてんだよ……おまえら……
「ちっ、違うんすよ」
そう言いながらも、ハルを見る蒼汰。
そして、そんな蒼汰に首を振るハル。
……この2人に……何があった??
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