第4章

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「じゃあ、終わったら 教室に迎えに行くから待ってろよ」 うん……と頷き、ハルは教室に向かった。 「アキ先輩、アキ先輩……俺も迎えに行く」 蒼汰が食い付く。そして言った。 「俺、ハルちゃんがアキ先輩の彼女じゃない………って言ったとき、セフレかと思いましたよ………あんなちっちゃなハルちゃんが……まさか……って…………もう!!アキ先輩のせいですから!!!」 「アホっ」 こいつは、いったいどんな思考回路をしているんだ!? このときは知らなかったが、この日の夜 ハルから報告を受けた。 「名字が同じ……って分かったら、“結婚してんの?”って言ったんだよ、蒼汰先輩……」 ほんと、マジわかんねー……蒼汰の思考回路……
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