第4章

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放課後、ハルの教室に向かった。 ………なんか、見たことがある光景。 廊下に、ハルと蒼汰がいた。 「アキ先輩」 お昼の宣言通り、蒼汰はハルを迎えに来たらしい……俺より早く…… まぁ、ナツ兄と違い ちゃんと待ってただけでもよしとするか。 「行くぞ、ハル」 「うん。蒼汰先輩、行きましょ」 蒼汰に声をかけるハル。 嬉しそうな顔をしている蒼汰。 たぶん、俺の気のせいではないと思う。
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