第5章

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そんなハルの言葉にショックを受ける。 自分で聞いたくせに…… タオルで手を拭いたハルは、2階の自分の部屋へ向かうべく 階段を上り始めた。 当然、そんなハルの後ろを着いていく俺。 「なぁなぁ、そんなカッコいいの??」 「カッコいいよー。キレイな顔してた……なぁに!?ふーちゃん、そんなに男の人に興味があるの??(笑)」 いや、それはない。 部屋のドアを開けて、自分の部屋に入るハルに続いて……当然のように俺も入ろうとした。 ………が、ハルが大きな声で言った。 「なっちゃーん、ふーちゃんが着替えを覗こうとするー!!!!」 「フユっ!!!!」 ナツ兄の声に、ビクッとしてる間にハルの部屋のドアが閉められた。
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