第1章私のまわり

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私、河野まり、ごくごく地味な女の子、ちょっと、いや、あのその えっとぉ、かなりかな?太め パッツン前髪、黒ストレートヘア 成績中の下くらい、運動神経、無いに等しい、金持?いやいや、母子家庭で、あまり裕福ではない 美人?いやいや、目立たない顔立ち 友達は、少な目、イジラレキャラ 小さな頃は、よく泣かされて帰って来たっけ。 こんな私は、ある仏教系の大学生、と、言うのも、お母さんの実家はお寺、お母さんは尼僧になるのが嫌で、大学生の時に、お父さんと駆け落ちして、結婚した。 それから一年して私が産まれた。 お父さんは、元々、遊び人でお母さんと私を置いて出ていった。 お母さんは、勝ち気で、負けず嫌い、今更、実家になんて帰るものかと、女手1つで私を育ててくれた。 昨年、私が高校三年の時に、お婆さんが亡くなり、お爺さんは、お母さんに、実家に帰って来て欲しいと頼んだ。 お母さんは尼僧になんてなりたく無いし、ましてや僧侶を婿養子にとり再婚なんてするものかと思っていた。私は、お爺さんが可哀想になり とっさに、私が仏教系の大学に行って尼僧になるから、お爺ちゃんは、心配しないでねと言うてしまった
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