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引きこもりの体力をナメてはいけない。
「はあっ、疲れたー」
校門にやっと着いた私は、ほぼ屍状態だった。
自宅から高校まで簡単に歩ける距離だと皆が言ってたから歩いてきたのに…
「引きこもり体力なさすぎでしょー泣」
自分の体力を少し買いかぶり過ぎていたようだ。引きこもりをナメてはいけない
自分のクラスや場所を確認してから教室に向かった。
「2組…遠いし、、」
階段を登り終えた所で引きこもりの体力は、もう底をついていた。
フラフラの足で歩き出すが角を曲がった時、足がもつれて倒れ、、てない?
「だ、大丈夫?」
気づけば私は相当イケメンな人に抱きとめられていた。
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