第1章

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いつも行き慣れた喫茶店(みせ) 久しぶりにボックス席に座り 昼下がりのまったりした時間に パソコン相手に詩の原稿を打つ 最近は仕事にかまけて もう打つ元気もなかった コーヒーを飲みながら もう1行目から頭を悩ます 待ち人来足らず 2杯目のコーヒーを飲みながら 鬱々として長い長い時間を経て 最初の一行を打ち込む けれど、次の2行目が出てこない 誰かと会話しながら 心を一度空にして 今日のトピックスを振り返ろうか 朝方3時に足がつって薬を飲み その後、結局眠れず ラジオの深夜放送を聴きながら 試作中の作品に手を入れ 2作を完成させ 睡眠薬を飲み、無理やり眠って 昼近くに起きて いつものように喫茶店にきて思索中 やはり詩は夜が似合う カウンター席の左がいつもの指定席 誰かが座るとやはり嫉妬してしまう 空いてる今がチャンス パソコンを片付けて カウンターに移ろうか ママに相手してもらいながら 愚痴るのもいいかも 2周年も花一輪やっていないけど
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