旅の友

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旅の友

次の日クリスとランは宿を出てヨハンを目指し山道を歩いていた               ラン「ところで何処に行くんだっけ?その前に名前聞いてないんだけど まさか記憶喪失?んなわけないか!」                  何だこの女鋭過ぎる!記憶喪失は伏せておこう             クリス「あぁ言ってない」             ラン「教えてよ 何て呼んでいいか わからないじゃん あと何処に向かってるの?何歳なの」                クリス「質問が多い!俺はクリス これから行くのはヨハンどんなとこか知らないけどな 歳は18だ」              確か部屋にロナの手紙があって 18歳の誕生日おめでとうと 書いてたはずだ            ラン「私と同じだね!二人が出会ったのは もしや運命かもね!」                クリス「つまらない事言ってると 置いてくぞ あんたが逃げて来た所に 運悪く俺がいただけだ!」              ラン「運悪くはないじゃん 本当意地悪だね!」             クリスは一人で話している ランをよそに 山道登り続けた しばらくすると 村が見えて来た 村人に聞くと 今からじゃ ヨハンに着くのは 明日の昼になると聞き 今日は 仕方なくその村の宿屋に泊まる事にした
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