旅の友

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クリス「お前何で追われてたんだ?どこかの兵士みたいだったけど何して逃げてたんだ?厄介事はごめんだぞ」                   ラン「それは…… 内緒!女の子には 男の子に言えない事があるの!それとも一緒に旅していいの?それなら教えてあ・げ・る!誰にも内緒でね」             クリス「寄るな!一緒に旅をして 何もないなら考えてもいい!確かに金は困っているからな!だが 危険な事はしないと 約束しろそれと何故追われていたのか 真面目に答えろ」             ランは少し考えて言った            ラン「…わかった……何も言わず最後まで聞いてね 私の事本当に知らないのね 私は…私はマドリーのいわいるお姫様ね! 父上と母上が 勝手に結婚話を進めて 私は結婚したくなくて 家を飛び出したの…それで追って来たのが あの兵士達なの だってこの若さなのよ まだ結婚なんてしたくないもん!」             クリス「そうだったのか お前がお姫様ねぇ 嘘か?」            ラン「失礼ね 本当よ!そんなんばっか!まぁ私がお姫様って言っても態度が変わらないとこは いいけどね でも何で一人で旅してるの?何の旅なの?」            クリス「この世界を救う旅だそうだ 気付いた時には記憶喪失だったから よくわからないが 夢を見て旅に出る事を決めた ただの夢なら 記憶を取り戻す旅だ もし夢が本当だとしても着いて来るか?」               ラン「……うん だってあなたは世界を救う為旅に出た そしたらお姫様のあたしに出会った そんなの本でしか聞いた事ないもん!危険かもしれないけど 何かあるかもしれないじゃん それに楽しそう あぁ また恐い顔する ちゃんと考えてるよ 世界を救うなら 素手じゃダメだよそんなボロボロの服も変えなきゃね あたしは 平気よ 自分で決めたんだもん 誰にも文句言われないように頑張るから あたしも着いてく!」                クリス「わかった…だが俺が何処に行くかどうするか 決める いいな とりあえず今日は もう寝ろ 明日は何があるか わからない」                      二人は一緒に旅をする事になった 二人は眠り朝になった そして宿を出た二人はヨハンに向け出発しようとしていた
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