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ナニモナイ。そんなことはなにもない。キミの足元にはどこまでも行ける道がある。頬を撫でる風があり、ゆく手を阻む川があり、自由を奪う海がある。
月も雲も太陽も、毎日空を飛んでるし、冬枯れの、雑木林の根幹にでさえ、奇跡がちらほら落ちている。
ただキミが、それらのすべてから目をそらせば、そこにはなにもないだろう。見たいか見たくないかじゃなくて、見るか見ないかで、願わずとも世界が変わる。
キミというちっぽけな世界が、キミ以外の巨大世界と交わって、キミ自身が吸収されて、目的を見失い、消えてしまうのではないかという恐怖に、立ち向かえるだけのチカラを、蓄えてさえいれば、神様でさえ、邪魔になる。
「charge & change」
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