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迷いなく嬉々として成人式に出席できてればよかった。地元の友達と会えることを心待ちにできてればよかった。成長した自分を着飾って披露したいと、無意識で思えてる人であればよかった。
成人式は、大人に成るんじゃなくて、人に成るんだよ。きっと。だからぼくらはまだ大人にはなれない。成人式なんて馬鹿げたイニシエーションさ。。。なんて嘲笑っていたボクはその日から異端児の約款です。革命児の癇癪です。一匹狼の寝言です。
ボクはいつになったら大人になるのですか。あの日、なんのためらいもなく、素直に金髪に染め、社会に染められていったキミらはボクの憧れです。欠席したボクなんか、いまだに何にも染まらずに、タバコも酒もやめれないただの青い星人です。
『青い星人』
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