第2章

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だけど こんなうまい話――。 普通じゃありえないって。 頭のどこかで ずっと思ってたんだ。 「ねえ、ダーリン」 「ん?」 「僕ね、もっと下が感じるの――」 でもそれ以外の 普通じゃない部分が――。 「そう……そこっ……」 うやむやにする。 ただ 今が楽しきゃいいかって。 ご立派な悪魔の快楽主義さ。 だけど――。 調子に乗って踊る道化は 近いうち奈落の底に落ちるかもね。 そうでしょ?
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