451人が本棚に入れています
本棚に追加
/136ページ
「そんなことより、美味しいですか? それ」
と兼平は、珈琲を飲みながら、スクランブルエッグを指差す。
「あ、美味しいです。
自分とこのメニューだけど、モーニングは食べたことなかったから、新鮮だし」
人が食べてるものは美味しそうに見えるもので、つい、兼平が頼んでいたものを頼んでしまった。
兼平は自分が勧めたような形になってしまったので、美味しいかどうか、気になったようだった。
相変わらず、生真面目な人だ。
最初のコメントを投稿しよう!