message2 小さな宇宙を探求し、輝きは冒険化へと導く

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『だってそうだろ??女と言ったら脳内は男だけの奴が多い中、たった1人の友のために、知らない土地にたった1人で来て、 知らない俺に必死に頼んでるんだゼ?小学校高学年とはいえ、まだまだ子供、心細かっただろーに…。』 俺は髪を優しく撫でた。 「うっ ヒクッ ヒクッ 。もう大丈夫デ…ス。」 「そっか。ニカッ。」 スコールのように降った雨は、やがて止む…次へ進むために光を射してくれるのだから…。 「ほら、ジャスミンティー飲め、子供に出す味じゃねーとか言うヤツいるケド、長旅して、ここで叫んで、疲れただろ?心安まるゼ?」 「ありがとうございます。あったかぁーい…。」 「さぁ、元気が出たら、次は腹ごしらえだ!!お兄ちゃんと一緒についてこーい。」 親指を立て、グッジョブのポーズをして、歯を出してキラキラと笑った。 「あ″っでもきみかの事は、どうすっ…」 「大丈夫、大丈夫、まっかせなさぁーい。ニコニコ。」 かんなは少し不安気だったが、俺の手を取り一歩を踏み出したのであった。 「りゅーちゃん腹減った~。全部のせ1つとぉ~、かんなちゃんは何にする?」 俺は、数刻前に、超行きたかった、りゅうちゃんのワッフル屋に来ていた。 「えっえっ!?」 かんなは目を丸くさせ…次第に表情が変わっていった。 「オーオー今日はちびっ子とデートかぁ?ロリコンさん。」 「そーそーものスゴクかあーいだろ??」 『えっ!?ロリコン否定しないの!?』 かんなは心の中でツッコミ、ゴゴゴと効果音が鳴りそうな、憤怒のオーラを醸し出し(かもしだし)ていた。 「おとなしくしてたケド…も~我慢できない!!」 そう言って、かんなはカツラとメガネを、バッと宙に放り投げた。 「ゲッ!!ニセモノッ!!俺の理想文学少女がぁ~!!」 「フン。ワナワナワナ…いつになったらきみかの事、捜査してくれるのよー!!」 かんなは、カツラとメガネを踏みつけながらそう言った。 「あーあー↓。」 俺は相当ヘコんで、屈んで(かがんで)踏みつけられるアイテムグッズを見ていた。 「ちょっと聞いてるのっ!?」 俺は、 『ハッ!?』 としながら、かんなを目に入れた。 「…なぬ~!?」 「なっなによ~?」 俺は涙目になり、かんなの髪を軽く触った。 「しかもブロンドぉ~…小学生がブロンド…。」
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