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「今日からよろしくね。」
とんとん拍子に、バイトが決まった。
“昼はカフェ、夜はスポーツを大画面で見られるスポーツバーに!”
なんて、お店の紹介が書かれていた。さっそく、インターネットでHPを見たら、お店のデザインにも惹かれた。
駅前で、アクセスもgood。
気付いたらお店に電話して面接のアポを取り、履歴書を書いていた。
気付いたら、採用をもらった。
「実は、たくさん応募があたんだけど…」
“君が1番元気で可愛かったから採用したよ”
なんて、先程、マスターに言われて、気分も上昇。
「初めまして、紺野葉月です。今日からよろしくお願いします。」
笑顔が素敵で美人なフロアリーダーさんに挨拶をして、
「紺野さんの教育係を紹介するね。」
と、言われるまで、ルンルンだったんだけど。
「上村理玖くんです。」
紹介された目の前の人物に、動揺して、
諦める、って決めたのに、私の心臓はドキドキ、嬉しい、と鼓動していた。
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