第一夜

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「お気に召していただけて良かった。」 アゲハは立ち上がりまた下の様子を見る。 「人間観察そんなに楽しいの?」 アゲハの行動に疑問を思い見上げて聞く。 「そーですね。楽しいです♪ラーラさんがキャンディーを大好きで食べているように、私も観察が好きなんです」 「そっか楽しいなら問題ないね」 アゲハが判定書をとり読み上げた。 「ターゲットの名はヴェリルズ。本来なら奴隷を保護する立場の者ですが人身売買や臓器売買に手を回しているそうです。まぁどこにでもいる悪党ですが…欲張りすぎて足が出てしまったみたいですね。」 ラーラはアゲハの横に立ち上がりフードを深く被る。 そのラーラの姿を見てアゲハは合図する 「さて。 始めましょうか…」 アゲハが冷たく笑う。 するとラーラは屋根から勢い良く飛び降りて屋敷の中に入り込む。 「これから4番目(キャトル)の執行人が刑を執行します。」 不敵に笑って屋敷内を歩く。 "いたぞ"!! " 屋敷に侵入された"!! "集合しろ"!! "数人じゃ食い止められない!!" "相手はGrimReaperだ"!! ラーラはターゲットの部下の攻撃を簡単に 交わして殺して行く。 ""ぎゃぁぁぁぁぁあ"" 1人また1人と殺して行く。 床にはゴロゴロと屍が無残な姿で転がっている。
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