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俺に死刑判決を言い渡した男は外国映画で、絶対小物扱いだろっ、って感じの小太りした髭面のおっさん。
判決を言い渡した後は、スッキリとしたようで。
すぐに帰っていった。
スキップしながらな。
でも周りの人たちが頭を下げまくってるから、この街ではある程度の地位にいるのか。
俺について調べるつもりもなく、まるで…小太りのヤツには俺がこの街に来て都合よかったようだ。
また地下牢に。
「なんでなんにも言わないんだ?」
門番の若い男が不思議だったのか聞いてきた。
「………」
俺は、怒っているからな。
確かにタイミング悪い。
しかし。
この扱いが俺以外の人だったら?
そう考えたら、俺で良かったんだと思う。
………ことにしとくぜ!!こんちくしょう!!
見てろよっ!!
ぜっってぇ処刑なんてされてやんねーかんなっっ!!
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