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受け取り、素早く操作を済ませると、また僕の手元に返す。 「番号とか、入れといた」 新田君の番号。 明日が終わったら使う機会はないんじゃないのかなと思いつつ、僕は数字の羅列を眺めた。 「時間とかは、明日決めるってことで」 「うん」 「またね。若葉ちゃん」 手を振る彼に、僕も手を振り返す。 「また明日」 そうして新田君は去っていき、僕はボールを元の場所に戻して、また帰路に着いた。
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