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昔々、日本には七色の色を持ち七つの味を味わえるという果実があった。
そしてその果実を食べた者は不老不死になると言われていたのだが、今までその果実を食べるどころか見つけた者すらいなかったのだ。
様々な日本の学者が我先にと、果実を見つけようとしたが見つかるのは果実が七色と七つの味ということが記された文書だけであり、それ以外のことは何一つ分かっていない。
そしていつしか果実の事は忘れられこの話をする者はいなくなった。
あの日までは……
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