第3章 イケメン漫画家の裏の顔は…

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「君、せっかく来たんだ。僕のコレクションも見ていきなさい」 バルコニーからリビングに戻った本城は、廊下に面した東側の部屋にあたしを連れていった。 ドアを開けると、十畳ほどの室内に書棚が整然と並んでいた。本や写真集、DVD、ゲームなどが綺麗に詰めてある。まるで小さな漫画喫茶のようだ。 恐る恐る足を踏み入れ、あたしは棚の間を進んでいく。 コレクションはやはり少女モノが多い。「中○生」とか「小○生」といったラベルが目に付く。しかし、これ、合法的なものなのか?
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