第4章 潜入!フェティッシュビル

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「しかし、君は僕にばっかり質問するな。君自身はどうなんだ?」 「まあ、人並みに付き合ってきましたけど…」 「人並みって?」 「えーと、高校時代の岡野くん、大学の軽音サークルのシンジくん、サークルOBの白井さん。あ、これは不倫でしたけど。それと今の彼氏ですかね。四人か。ま、人並みなんじゃないっすかね。今のコはもっと多いんでしょうけど」 指を折りながら、男性遍歴を記憶から引っ張り出す。 「四人! ビッチか、貴様は」 狭い車内に本城の声が響いた。 「ビッチ?」 熟女の次はビッチ。こいつ、言うにことかいて。
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