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頭の中混乱。
待て待て……。何で文字が勝手に……?
確かに俺の書いた一言の下には、何も書かれていなかった。
なのに朝起きて見てみたら、文字が増えている……。
……どうなってんだ?
「弘兄、遅刻するぞ!」
扉を開けた彰翔が、俺を急かす。
「ワリー。今行く」
ノートは机の上に置いて学校に行くことにした。
元の場所に返してあげようと思っていたけど。……気になる。
じっと睨むように見た後、扉をバタンと閉めた。
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