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朝起きてまだ返事はないだろうと思いつつも、広げてみる。
『翔君、本当にありがとう。
私ひとりだと深く考えちゃって、見付かるものも見付からなかったと思う。
すごく元気出たよ♪
改めてになるけど、これからもよろしくお願いします(*´ω`*)』
あ、猫口の顔文字だ。
返事を見て、思わず笑顔になる。
でも元気が出たみたいでよかった。
「弘兄ー!」
階段の下から彰翔が俺を呼ぶ。
「すぐ行くー」
『元気出たみたいでよかった!
一緒に見付けような!』
よしっ。俺も頑張ろう。
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