第1章 約束のリボン

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(置き手紙に気付かないくらい心配していた芽衣の為にも。今は謝ろう でも、テンパりすぎて周りが見えなくなるってのはいかがなものか……) 芽衣をなだめてから、書き置きを処分しシャワーを浴びながらそう思った。 _______________________________________________________________ 制服に着替え、朝食の準備を始める。 卵をふわトロオムレツに仕上げて、ソーセージはその片手間にボイルに。 サラダは材料を食べやすい大きさに切って、オリーブオイルと醤油と少々のお酢、隠し味にレモンの果汁を加えて完成。 パンは芽衣がトースターで焼いてくれたので、あとは盛りつければ完成。 「いただきます」 【朝田 芽衣】 「いただきます。」 手を合わせて、二人して声を揃えてからいただく。
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