第1章

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「ねえ、しんちゃんこのしっぽ、愛ちゃんにみせにいこうよ。」ゆうちゃんは、しっぽが嬉しくてたまらず愛ちゃんに見せたくなったのです。 「うん、そうしようか。」しんちゃんも賛成です。 二人で手をつないで、愛ちゃんの所にてくてく歩いていきます。 しんちゃんと、ゆうちゃんは、愛ちゃんに 「愛ちゃん僕たち尻尾が生えてきたよ。見て、見て。すごいでしょう。」 愛ちゃんは、目をまん丸にして二人の尻尾に、釘付けになりました。 「すごいどうしたの。どうしてはえてきたの。教えて。」と言うと、しんちゃんが、 「あのね、尻餅をついてズボンが敗れたの、その穴からしっぽがね、生えてきたの。」 それを聞いた愛ちゃんは、すってんころり、尻餅をつきました。 すると愛ちゃんのズボンの穴からしっぽが生えてきました。申のしっぽが生えてきたのです。
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