第4話

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   深い海の底にゆっくりと沈んでいくようだった。 息が上手く出来なくて苦しいのに、もがく気にはならなかった。 このまま死ぬのも悪くない。 そんな思いに囚われてしまう。 足掻けば足掻くほどに事態は悪くなっていく。 全ては、わたしが原因なの? だとしたら、わたしが生きている意味はあるのだろうか。 もう、何も考えたくない。 何も要らない。 ただ、ゆっくり眠りたい。 せめてもう一度、空に逢いたいと思っていたけれど。 その願いは、叶いそうにない。 ……空。 空はわたしを必要としてくれていたの? わたしを愛していたの? お願い、教えて。
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