0人が本棚に入れています
本棚に追加
私は曲がれ右をした。
フィギュアスケートの選手もびっくりの完璧のターンだったと思う。
だがそのターンが間違いだった。
素早いターンの後にすぐに走るとなかなかのスピードが出る。
そのせいで私は気が付けなかった。
すぐ後ろにもその割れ目が存在することに。
私は自分からその中に入って行く形になってしまったのだ。
その男の名はたしか...。
『霧雨 睦月』(きりさめ むつき)
そう、あいつ(自分)は最初から残念だった...。
__________
________
______
____
__
最初のコメントを投稿しよう!