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自分、三十代になる前に千冊以上は本にお金を使ったはずです。
人生で一番お金をかけたのは本か煙草のどちらかでしょう。
後悔はしてませんが、それに使ってなかったら小銭が貯まってたでしょうね。
でもですね、そんな本漬けの生活をしていてずうっと頭に残ってるエッセイのタイトルがあるんです。
それが『書を捨てよ街にでよう』。
青森出身の作家、『寺山修二』さんの作品ですね。
高校時代に読んだのですが内容はさっぱり覚えてません。
でもタイトルが頭に残っていて、これじゃダメだとよく思ってました。
本の虫をしていても大成しないよというタイトルに作家を目指していた自分に簡単に感銘を受けました。
でも高校時代は何事もなく終えました。
羽を伸ばし始めたのは、仙台の専門学校に進み寮生活を始めてからです。
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