第1章

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第1章 なぜこんなことになっているか、さかのぼること今日の朝、 いつも通り登校していると、いきなりガチムチのプリン頭に呼び止められた。 「おい、金井 風間ってのはおまえか?」 「は、はぃぃっ」 ガチムチの圧力に押されて風間は、涙目で答える。 ガチムチは、 「なんで、こいつなんだ?」 とつぶやきながら乱暴に手紙を風間に渡した。 「じゃぁ、確かに渡したからな?すっぽかしたらただじゃおかねぇからな?」 と、凄い勢いで凄んだかと思うとさっさと行ってしまった。 (な、なんだ?い、今の、取り敢えず助かったのか?) 突然、不良に呼び止められ小心者の風間は、取り敢えずボコられたり、カツアゲされたわけではないことにほっとしながらも動揺していた。
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