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「ありがと。今日はもうお客さん来なそうだし、二人でとことん飲んじゃおうか? 私、酔うとちょっとHになっちゃうかもしれないし……」
そう言って、スカートの裾をたくし上げた。
なるほど……そういう事か。店が繁盛しないから、副業で売春もやってるというわけだ。
なら話は別だ。いくら取る気か知らないが、場所も場所だし、そんなに高くはないだろう。
そこそこの値段でこんな美女を抱けるのなら、こんなにおいしい話はない。
おれは勧められるまま不味いビールを飲み続けた。
どれだけ飲んだのだろうか?
「お客さーん、起きて。もう閉店だよ」
彼女に肩をゆすられて目が覚めた。いつの間にか、寝てしまっていたらしい。
そろそろお楽しみの時間が始まるのか?
「そうか閉店か。じゃあ、とりあえず精算するかな。いくら?」
そう言っておれはサイフを出した。
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