第2章

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あれから二週間後百合香の家では模様替えがあり、百合香は2階の自分の部屋で一人で寝ることになった。 夜、いつもどうりすぐ寝付けないでいるうちにトイレに行きたくなった。 トイレ行こう 部屋から出て廊下の電気を付け、トイレに入った。 その瞬間 「百合香…百合香…」 またあの声が聞こえた。 うそ…また…? 声はまだ聞こえている。 また2週間前の恐怖が蘇ってきた。 ただ今回は少し違う。 ここはトイレだ。 前のは布団の中で一夜を過ごすことができたがさすがにトイレの中で一夜は過ごせない 出るしかない 声は聞こえ続けていたが意を決してゆっくりと少しずつドアを開けた。
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