第1章

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なんだかんだ、まどかと一緒の時間は楽しかった。 見た目良いとこのお嬢様で(実際、本当にお父さんがおっきい会社の会長さんで本物のお嬢様なんだけど)、気取らないし、ズバッと本音を言うところはズキッとくるけれど、気持ちのいい正直者で、 ついつい時間を忘れて私達は、カフェで陽が落ちるまで話し込んでしまった。 「もう、いい加減、かえらないと寮の門限すぎちゃうわ。」 とカフェでお会計を済ませ、学園寮に向かった。ラッキーなことに、まどかとは寮の部屋も隣だった。
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