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里「ねぇ政宗」
政「どうした？里桜」
里「政宗は僕のこと好き？」
政「本当にいきなりどうした？」
どうしたって…政宗が原因なのに…
里「政宗さ…。…っ。｣
ここで『何で浮気するの？』って聞けたら楽なのになぁ…
政「里桜？」
里「あ、ごめんね。やっぱり何でもない…」
政「…里桜、こっちおいで」
いやだ…
他の人を触った手で…
里「触らないでっ!!」
政「里桜?!」
里｢あ…ごめん。ちょっと頭冷やしてくるね…｣
政｢おいっ!!どこいくんだ!!里桜!!｣
僕は駆け出した。
少しだけ期待した。
政宗が追いかけて来てくれるんじゃないかって…。
もう…耐えられる自信がない…。
いつの間にか、海の見える崖にやって来ていた。
ここは僕のお気に入りの場所…。
ここに来ては泣いていた…
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