3人が本棚に入れています
本棚に追加
里「政…宗?」
政「里桜!!」
政宗が僕にかけよったとき、強く吹いた風が僕を押した
里「わっ!?」
崖から落ちる…っ!!
政「危ないっ!!」
気が付くと、僕は政宗の腕の中にいた
政「ばかっ…心配させんな…」
里「ごめんなさい…でも、僕…」
政「いや…全ての原因は俺だよな。雅兄から聞いたよ…ごめんな。お前に嫌な思いばっかりさせてた…」
里「政宗…っ。僕、悲しかった…。初めて政宗が知らない人とエッチしてるとこ見て凄く悲しかった…。」
政「里桜…」
里「ねぇ…何で浮気したの?教えて…?」
政「俺は、里桜と恋人同士になってから…不安ばっかりだった。里桜が他のやつらに取られちまうんじゃないかとか…いつか離れて行くんじゃないかとか…」
里「政宗…」
政「そんな不安を抱いたまま、里桜といるのが怖くてよ…。だからそこらへんの男相手にその不安を晴らしてた…」
里「ごめんね…。僕政宗がそんな風に悩んでたなんて、知らなかった…。なんだ…政宗の浮気の原因は僕だったのか…。」
政「でもな、里桜。聞いてくれ。こんなに悩んでた俺はバカだった。」
里「ふぇ?」
政「俺が不安にならなくても、俺は里桜にこんなに想われてて、こんなに愛されてた。」
最初のコメントを投稿しよう!