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ある男が居た
どんな物でも直す修理屋がいると
例えば
貴族の家にある
高級なステンドグラスの壁が割れていた
その日は、貴族たちのパーティの日だった
その家の主は、嘆いた。
「私の自慢であるステンドグラスが!!今日は、パーティがあるのに!!」
すると、一人のメイドが言った。
「ご主人様!よろしければ…今 噂である
修理屋に頼んでみては?」
主は考えた…あんまり噂を信じていない
主には…だが、今は噂を信じるしかなかった
「わかった…では、頼んでみよう」
主は修理屋に頼む事にした。
そして、数分後
黒いローブを被った男が現れた
背中には、大量の道具が入ったリュックを背負い
主は、修理屋に「6時間で直して欲しい」と言った
すると、男は「これなら…数分で済む」と言い
ステンドグラスがある部屋に入った。
契約書には、こう書かれている。
・契約金 銀2枚
・もし直せないなら、金5枚渡そう
・修理中は部屋に入らない事
この三つが書かれていた。
そして、数分後
男は部屋から出ると主から銀を2枚貰い
屋敷から出る。
そして、主は泣いた…
「…以前よりも輝いて見える」と…
主のパーティは成功し
また修理屋の噂は真実な話になった。
また例えば…
ある夫妻が居た
彼らは、不治の病に犯されていた。
どんな病気も治らない
夫妻は絶望した…
だが、ある日
夫妻の妻がある紙を見た
今 噂である修理屋の話を…
「私たちが死んだら…この家に誰かが住む」と
誰かに託されるなら…この家を修理して貰おうと…
夫妻は修理屋に連絡すると
僅か数分で現れた
また黒いローブを被った男である。
夫妻は男に依頼を言うと
男は「貴方たちの依頼…受け取った」と言い残し
家の修理を開始する。
夫妻は疲れたのか 眠る…
そして、数分後
男は修理を終え
静かに夫妻の家から出ると
夫妻たちは、目を覚ます。
修理された部屋に家…
昔よりも綺麗になった家
そして、夫妻たちの体にも異変が起きた
何と不治の病が無くなったのだ
男の契約書には、こう書かれていた。
・報酬は 夫妻が仲良く暮らす事
だけ書かれていた。
また修理屋の話は真実となった
謎の修理屋は…誰なのか?
それは、誰もわからない
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