学園にいる最弱の男

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昼 誰もが待ちに待った 時間と言えるだろうか 4科目が終わると同時に クラスのほぼ皆が食堂に行くだろう 残りは弁当を持参 ジョン・イエスタのクラスは 1ーC Aクラスは貴族や勉学や魔法が優秀な人たちが入るクラス Bクラスはそこそこの勉学や魔法が出来る人たちが入るクラス Cクラスは落ちこぼれや魔法や勉学や庶民が入るクラス 色々 分けられている。 そして、ジョン・イエスタは 食堂に行き パンを2つ程 購入すると 外の庭へと向かう。 「やっぱり…外で食べる方がいいですね…」 ジョンはパンを食べながら 外の景色を見る。 そこには、太陽に照らされた 花たち そして、水を飲む小鳥たちの姿だった。 「フフ…俺には似合わないかもな…」 ジョンは残りの一つのパンを小さくすると 先ほど水を飲んでいた小鳥たちが ジョンの近くに寄って来る 「ほら、食べな」 小さくしたパンくずをばらまき 小鳥たちは小さなパンを食べて行く 「さて…戻りますか」 ジョンは立ち上がり 小鳥たちは食べ終わると 一斉に飛び立つ 「今日は…魔武器を作る日だったか…あと使い魔と契約」 高等部1年になると 魔武器と呼ばれる 自分だけの魔力の武器を手にする日である そして、使い魔と契約 生涯 離れる事も無く 力を上げ お互いに意識を高め 最高の相棒と契約の日である。 使い魔には上位、中位、下位 のクラスがある 下位の使い魔は、 ウルフやキャット 中位の使い魔は、 ドラゴン 上位の使い魔は、 天使や悪魔と言った人型の使い魔である。 「まぁ…俺には関係ないかな…」 ジョンはゴミを拾い ゴミ箱に入れる。 魔武器も使い魔も最高にするなら、 魔力が必要とする。 だが、ジョンは魔力が少ない為に 最高の状態の武器が出せない。 「最悪…死ぬか…もしくは…生きるか…運任せかな」 ジョンは静かに呟くと 自分の教室にへと戻って行く。
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