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聖「だよね。普通は、魂の状態では何も出来なくて直ぐにあの世に逝くのが当たり前みたいだね。しかし、サトルは、自分自身がなんとしてでも生きたいと、無意識のうちに願った。火事場の馬鹿力で自身の肉体を創成したのよ。その辺は、私の推測だけどね?私が初めて会った時は、魔力がなかったからさ」
ガブリエル「なるほど」
舞「お兄ぃは大道芸人として生きていくの?」
聖「みたいだね。それに、サトルにも恋人が居るよ」
ユカ「え?居るの?」
聖「ああ。同じ大道芸人で団長の娘さ。ユカには悪いがな」
ユカ「そうなの…………まさか、女の子の聖に言い寄る訳にもいかないわね?」
聖「まあね」
クレア「しかし、聖は同性からでも愛されていますが?」
聖「クレア?要らない情報を言わないの」
クレア「あら?結局はバレるのよ?」
ユカ「え?まさか?聖は同性愛者なの?」
舞「お兄ぃが?男の人と?」
更夜「気持ちワル」
聖「悪かったわね!私に男の恋人が居て!!」
ユカ「イヤ、2人共違うって?ええー!聖に男の恋人が居るの!?」
舞「ウソ」
更夜「マジでか?」
クレア「居ますよ。ねぇ?聖?」
ガブリエル「ああ。あの御方ですか?結局はそうなったのですね?」
舞「がぶり姉ぇは知っていたの?」
ガブリエル「名前は知りませんが、それらしい事は言っていましたよ。しかし、あの時は不確定でしたからね。舞さん達には言いませんでしたが」
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