その後の話2

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 ガブリエル「認識の違いですね」  聖「そういうことね」  舞「ねぇ、お兄ぃ達。あたし達がいいって言うまでリビングから出てくれる?」  サトル「ん?」  聖「何故?」  更夜「いいから」  サトル「?分かった!姉貴」  聖「ああ」  私達2人はリビングから出ていく。  5分後。  舞「いいよ」  舞の声で私達が入ると、  ガブリエル「お帰りなさい。聖さん、サトルさん」  舞「お帰り!お兄ぃ!」  更夜「ようやく帰って来たな兄貴!」  そう、  ここは俺達の家。  がぶり姉ぇはキッチンから出てきて、舞、更夜はいつもの席に座って、いつものように声を掛けてくれる。  俺達は瞬時に理解をした。  聖・サトル「「ただいま。遅くなってごめん」」  そう言って、いつもの席に座った。  サトル「なるほど、これをやりたくて、俺達を」  聖「しかも、ミカ姉ぇ達もパパ達の家に行ってもらったのか?」  ガブリエル「はい」  舞「だって、あたし達はお兄ぃ達の帰りをずっと待っていたのよ」  更夜「兄貴達が居る世界に行けると判ってから、がぶり姉ぇと相談して絶対にやろうって決めていたんだ」  サトル「そうだな。俺達もようやくお前達のもとに帰って来られた」  聖「ありがとう」  ガブリエル「はい」  舞「うん!」  更夜「ああ」  サトル「舞、更夜!これからは、ここがお前達の家だ!がぶり姉ぇや姉貴達が居るからいつも通りに生活が送れるさ」
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