フレーアウト・デイズ

第一章

まつひま☆『せんぱいせんぱい、起きてますかー？』　既読

ゆず『起きてる』　既読

ゆず『何か用か』　既読

まつひま☆『実は私、今日入学式だったんですよー』　既読

まつひま☆『どこの入学式か気になりますか？　気になりますよね？』　既読

ゆず『うざい』　既読

まつひま☆『せんぱい酷い！』既読

まつひま☆『ここのところ全然顔を合わせていない後輩にくらい、もう少し優しくしてくれても良いじゃないですかー』　既読

ゆず『お前は週三で連絡をよこしてくるだろうが……』　既読

ゆず『それで、どこの高校の入学式に行ったって？』　既読

まつひま☆『法上学園です』　既読

ゆず『え』　既読

まつひま☆『だから、法上学園ですよ。先輩も同じ高校ですよね？』　既読

まつひま☆『また同じ高校に通えますね』　既読

ゆず『色々と言いたいことはあるが、まずお前は何で僕の通っている高校を知っている？　教えてないよな？』　既読

まつひま☆『いやー楽しみですね！　また先輩と同じ学校に通えるなんて』　既読

ゆず『待て、誰から聞いた。おい』　既読

まつひま☆『それにしても法上の制服って可愛いですよねー。ブレザーでなくあえてセーラー服で攻めるなんて、まったく良い仕事しますよ』既読

ゆず『聞け』　既読

まつひま☆『いやです☆ そうだ先輩、始業式の日一緒に帰りましょうよ』　既読

ゆず『なぜ僕がそんなことをせねばならんのだ』　既読

まつひま☆『え？　私のセーラー服姿見たくないですか？』　既読