終章

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恥ずかしがり屋の彼が そっと教えてくれた真実 "ごめんな" "ずっと隠してたんだけど" "本当はずっと怖かったんだ" 世界が怖いのは 私だけじゃないなんて 目から涙が零れるかわりに 鱗がぽろりと落ちちゃって あぁ なんだ こんなに単純なことだったんだ 皆 怖いけど それに向き合って 今を 一生懸命に生きているんだ 光がさした 白い しろい 光だ fin.
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