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教室
かっかっかとチョークで黒板に文字を書く音。
F・I 黒板を使って授業を進める教師。
眠そうに頭を揺らす正文。
正文M「美少女とラブラブいちゃいちゃしながら学園生活を送る。それは全世界の男共の夢だ。しかし、それは夢であって、現実的ではない。だから俺は――妄想に逃げた」
バタンと机に倒れ込み、眠りの世界に入り込む正文。
もわもわもわっと頭の上に雲の演出。(夢)
夢
枠を淡いピンクの霧で囲む。
ピンク色の水着姿のほむらが恥ずかしそうにこちらを見る。
ほむらの顔をズーム。
ほむら「まさくん?」
エロい顔。
ほむら「まさくん?」
胸部を強調してエロい顔。
ほむら「ま・さ・く・ん?」
エロい顔。
正文「げへげへげへ?ほむらた?ん」
ほむらの唇にズームしていく。
F・O
ブラック画面に心電図のような演出。
ほむら「……まさくん。」
心電図の振りが大きくなる。
正文「……昨日遅かったんだ……もう少し寝かせて……」
心電図の振り。
ほむら「……もう。そ・れ・な・ら……えいっ」
――ぽふっ。(音)
ほむらが正文に抱き着く。(胸を正文の横顔に押し付ける)※マネキン使用
正文「ん……?」
机に肘をついた状態で寝ていた正文が起きる。
横を向くと、ほむらの胸に顔が埋まる。※マネキン使用
ほむら「あん?」
イキ顔のほむら。
正文「ん!?」
正文が顔を離そうとして、胸を揉みしだく。※ここもマネキンを使って表現。
ほむら「……まさくん……だ・い・た・ん?」
ほむらが顔を赤く染めながら正文に甘く囁く。
正文「あ……え……ほむら……ちゃん?」
間の抜けた表情の正文。
微笑むほむら。
正文M「この子は、ほむらちゃん。俺の――妄想の産物だ。夢の中にだけいる、俺だけの恋人……の筈なんだけど――彼女は今、目の前にいる。」
ほわほわしたエフェクトでほむらを写す。(いろいろなポーズをとる)
ほむら「どうしたの?まさくん?私の顔に何かついてる?」
目の前にほむらの顔、正文はうわぁと後ろに下がる。
ほむら「くすっ。変なまさくん」
F・O
学食
二人は隣合わせで席にすわる。
ほむら「まさくん、あ?ん」
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