0人が本棚に入れています
本棚に追加
正文N「妄想だけだと思っていた現実を俺は簡単に手に入れた」
教室
眠っている正文を起こそうとするほのか。
正文が寝ぼけてほのかの胸を揉む。※マネキン使用します。
ほのかは顔を赤くする。
正文N「どうして気づかなっかったんだろう」
ほのかは正文をしばく。
正文N「どうして気づけなかったんだろう」
そんな二人をみて苦笑いを浮かべる教授。
正文N「もうそんなことどうでもいいくらい、俺は幸せだった」
正文とほのかが笑う。
職場大学(撮影はどこかの研究室)
正文N「俺は大学を卒業した」
スーツ姿の正文がパソコンに向かっている。
正文はうとうとし始める。
寝そうな正文の頬にコーヒーの入ったマグカップを当てるほのか。
正文N「俺とほのかとの関係はまだ続いていた」
まさふみは頭を掻いて苦笑い。
そんな正文を見て微笑むほのか。
正文N「俺にはこいつしかいない……そう感じていた」
夜の道(撮影は学校中央辺り)
時計を確認しながら走る正文。
ベンチの横で速度を落とし、左右を確認する。
ほのかが座っているベンチを見つける。
ほのかの前に立ち、何かを言う正文。(口パク)
驚いた顔をしてたあと、涙を浮かべるほのか。
正文は懐から小さな箱を出し、ほのかの前で開ける。
正文N「――絶対、幸せにするから」
中には指輪が入っていて、自分の左手の指輪を見せながら笑う。
ほのかは口に手を当てて泣きながら微笑む。
正文はほのかの左手の薬指に指輪をはめる。
F・O
T「――俺に、守るべき物が出来た」
学校の道(K1前の道)
正文とお腹の大きいほのかが、並んで歩く。
ほのか「ここに来るのも久しぶり……」
お腹を撫でながらほのかは呟く。
正文「あぁ、そうだな」
最初のコメントを投稿しよう!