第3話 アイドルの秘密 7

11/30

77人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
平日の昼間、トラックが多いが空いている道。 進みながら、考えるが、「知りません」と答えた。 「ボーイが、ふたりは、熱心な信者や言うてた。今から行くとこは、本部の道場や」 ごくりと、杉田は喉を鳴らす。 「田淵に調べさせたんやが、ネットの情報はゼロで、本部から出てきた信者に話聞こうとしたら、警察呼ばれたんやと」 杉田に、その辺りの知識はない。 排気ガスとタバコの匂いを嗅ぎながら、柳下の声を黙って聞く。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

77人が本棚に入れています
本棚に追加