第3話 アイドルの秘密 7

16/30

77人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
柳下の隣に並び、玄関の先、公民館を思わせる畳ばりの部屋が見える。 光景に、杉田は固まった。 「こんにちは、どちら様でしょうか」 後ろからの声に、杉田は振り返る。 気配無く現れた小柄な男は、部屋の人間たちと同じ、上下白の作務衣姿。 「また、刑事さんですか。まだ何か」 「……おい、これは、何をやっとるんや」
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

77人が本棚に入れています
本棚に追加