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「何? 散らかってんの?」
「違うわよ! ただベッドが狭いから……」
「俺、泊るなんて一言も行ってないけど」
言われて初めて気付き、みるみると頬が赤くなるのを感じる。
横を向けば、にやにやとうれしそうに唇を歪める亨に見下ろされていて。
「春妃やらしー」
「ちがっ! だって!」
だって!
いつも、家にいけばそんな流れになるから!
「仕方ないから期待に応えてやっても」
「結構ですっ!」
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