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警察官:仲嶺一の日誌
「待った?」
「ううん! 全然! 今来たところだよ!」
嘘をつけ、お前はかれこれ1時間以上そこにいたはずだ!
駅前の犬の銅像の前。
いい意味でも悪い意味でも有名な待ち合わせスポット。
俺は目をつけていた40代くらいのサラリーマンとおぼしきでへでへといやらしく鼻の下を伸ばす頭のハゲ散らかした中年デブ親父に、心の中で突っ込みを入れる。
ハゲデブ親父が熱っぽい視線を送るお相手は、ブレザーにチェックのスカートのよく似合う艶のある腰まである黒髪も美しい14、5歳の美少女。
腕時計をちらりと確認。
時刻は月曜日の15時15分。
とっくに学校は始まっている。
はい!
決定!
援交ですね!
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