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「ごめん、ごめん ほっほら、今日はこの前に約束した通りお小遣いあげるから! それとバッグね!」
「ほんと!? うれしい!」
美少女に胸元に飛びつかれたハゲデブ親父は、ぶひぶひと笑いハゲ散らかした寂しい頭をガリガリ掻きながらフケを飛ばす!
パリン!
「ちょ! お客様?! なんなんですか! 新手の自殺志願者ですか!?」
もはや涙目で『よそでやって下さい!!』と、叫びながら飛び散った血をふき取るウェイトレスを尻目に監視を続けていると既に注文していたのか二人のカウンターにこのカフェの名物らしい「お嬢様のメガもりパヘ」が運ばれて来た。
美少女はその塔のようにそびえるソフトクリーム部分を少しだけスプーンの先ですくって、その桜色の唇に運んで目を細める。
「う~ん…おいひぃ…食べてみたかったんだぁ…」
そう呟くと、今度はスプーンいっぱいクリームをすくい鼻の下を伸ばしていたハゲデブ親父にずいっと突き出す。
「はい、あ~ん…」
恍惚としたハゲデブ親父の脂ぎった唇に、美少女の使用済みスプーンがぬちゃと収まっていく!
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