第一章.真っ赤な嘘を召し上がれ♪

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ピチャ。 気付けば、真っ赤な血溜まりの中にいた。 何かの肉片が散らばり、血も赤黒く変色している。 俺は全身を赫に染め上げたまま、その中に突っ立っていた。 …あぁ、落ち着く。 その感情によって、やはり俺はコチラ側のニンゲンなのだと、再度認識させられる。
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