プチイベ「からくり屋敷」

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一騎当千 プチイベ「からくり屋敷」 からくり屋敷に入って廊下を二人で歩く 先ほど千代ちゃんが転けたり罠にはまったりしてたのを見ていたので八雲は警戒しながら進む するとどこかからカチッという音が聞こえた その音が聞こえたのを合図としたように突然機械仕掛けの音が轟く そして八雲の上からタライが降ってきた バアァァァンと良い音が廊下中に響き渡る 「い、いったーー!!」 突然の事で八雲は辺りを見渡す 前と後ろばかりを見ていたせいで上にまで気が回っていなかった だから反応が遅れた八雲は降ってきたタライを避ける事が出来なかった 千代ちゃんは何があったのか分からないが八雲に声をかけた 「あの、大丈夫ですか?」 「あはは、大丈夫だよ ただ、頭がちょっとズキズキしてるだけだから 心配してくれてありがとう」 「別に貴方の為に心配した訳ではありません!!」 「そっか、けど声かけてくれたでしょう?それだけで俺は嬉しいよ」 「///も、もうほらさっさと進みますよ!!」 千代ちゃんのその一言で再び廊下を歩き出す 暫く歩いていくと襖が見えてきた 八雲は恐る恐る襖を開ける そこには多種多様な植物で埋もれた部屋になっていた
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